「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する」を紹介したいと思います。
庶民出身の美女ヒロインと不器用な強面ヒーローの王道ラブストーリーです。
「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する」は、こんな方におすすめします。
- 溺愛ものが好きな方
- 不器用なヒ-ロ-が好きな方
- 思いやりのある美しいヒロインが好きな方
「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する」
本の情報
著者 三沢ケイ
イラスト 宵マチ
ジャンル ライトノベル/恋愛・ロマンス
出版社 主婦と生活社
発売日 2019年4月26日
全2巻
あらすじ
美貌を見込まれ、伯爵家の養女となったサリーシャ。
王太子妃候補として育てられるものの、
王太子のフィリップが選んだのはサリーシャの友人・エレナだった。かすかな寂しさの中で迎えた2人の婚約者発表の日、
賊に襲われたフィリップとエレナを庇ってサリーシャは背中に怪我を負う。消えない傷跡が体に残り、失意に沈むサリーシャのもとに、
突然10歳年上の辺境伯・セシリオ=アハマスから結婚の申し込みがあり!?――お会いしたこともない方が、なぜ私に求婚を?
戸惑いつつも、寡黙な彼が覗かせる不器用な優しさや、
少年のような表情にサリーシャは次第に惹かれていく。ずっと彼のそばにいたい。でもこの傷跡を見られたらきっと嫌われてしまう。
悩むサリーシャだが、婚礼の日は次第に近づいてきて…
引用元:
登場人物
サリーシャ=マオ-ニ
マオ-ニ伯爵の養女。
社交界で「瑠璃色のバラ」とうたわれるほどの美しい女性です。
元々は貧しい農家の娘でしたが、10歳の時に、王太子妃の座を射止めるために、マオ-ニ伯爵の養女として迎えられました。
つらい王太子妃候補の教育をこなしてきましたが、フィリップ殿下が選んだのは友人の子爵令嬢エレナでした。
セシリオ=アハマス
アハマス辺境伯。28歳。
目つきは鋭く、頬に古い傷跡がある大男で、貴族らしからぬ傭兵のような風貌をしていますが、顔のつくりは整っていて、態度は紳士的です。
勇猛果敢で部下たちの信頼も厚く、真面目で有能な男性ですが、恋愛に関しては不器用な所があります。
サリーシャの婚姻話(60歳過ぎの伯爵の後妻)を潰し、サリーシャに結婚を申し込みました。
オススメポイント
ヒロインの苦悩
王太子妃の座を射止めるために伯爵家の養女に迎えられた農家の娘サリーシャ。
1番のお妃候補でしたが、フィリップ殿下が選んだのは友人の子爵令嬢エレナでした。
養女である自分の行く末を案じる中、突然賊に襲われたエレナを身を挺して庇います。
一命を取り留めましたが、背中に大きな傷が……。
サリーシャは自分のとった行動に後悔することはありませんでしたが、傷跡が残ったことで思い悩むことになります。
美女と野獣カップル
フィリップ殿下のような女性の扱いの上手な男性ばかり接してきたサリーシャは、セシリオのような無骨な男性は初めてでした。
怒っているように見えて、実は照れているのだと気付いて、10歳年上のセシリオを可愛いらしい男性だと思います。
サリーシャは包容力があって、優しいセシリオにあっという間に惹かれていきます。
不器用なセシリオの溺愛ぶりが微笑ましいです。
事件の真相
サリーシャは襲撃事件以来会っていなかったフィリップ殿下とアハマスの地で再会。
フィリップ殿下によって事件の真相が語られます。
コミカライズ作品
三沢ケイさんの著書
「どうも、噂の悪女でございます 聖女の力は差し上げるので、私はお暇頂戴します」
「竜王陛下のもふもふお世話係~転生した平凡女子に溺愛フラグが立ちました~」
「崖っぷち令嬢が男装したら、騎士団長に溺愛されました」
などがあります。