「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」を紹介したいと思います。
主人公は、長い間、社内イジメに耐え続けてきた黒江。心の拠り所は、密かに思いを寄せる和久と顔を合わせることでした。
ある日を境に、黒江は現実と夢の世界を行き来するようになり、不条理な現実を変えようと奮闘します。
現実と夢の世界でのギャップが激しい和久との恋愛模様も描かれています。
※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」は、こんな方におすすめします。
- 異世界トリップものが好きな方
- 不条理な現実を変えよう奮闘するヒロインに魅力を感じる方
- ヒーローの意外な一面に触れたい方
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」の詳細情報
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」コミックシーモア
著者 兎山もなか
イラスト 篁ふみ
ジャンル ライトノベル/TL 小説
出版社 パブリッシングリンク
発売日 2017年7月6日
兎山もなかさんの著書
「きみは面倒な婚約者 」
「才川夫妻の恋愛事情」
「才川夫妻の恋愛事情 ~8年目の溺愛と子作り宣言」
などがあります。
あらすじ
まっすぐ過ぎる性格が災いして、会社で理不尽なイジメを受ける黒江奈ノ花。黙々と仕事に打ち込む彼女の心の支えは、ときどき非常階段で会う隣の部の部長・和久の存在だった。和久もまた厳しさゆえに部下に疎まれていた。ある日、散々な目に遭った奈ノ花は、夜のオフィスで和久のジャケットを抱きしめているところを本人に見られてしまう。逃げ帰って泣きながら眠りについた彼女が目覚めると、なぜか裸の和久部長が自分の上にいて……。大好きな部長は次期国王。自分はその婚約者。城の中で出会う人たちは、会社で見る顔ばかり! 夢の世界に迷い込んだOLが、現実を変えるために奮闘するラブストーリー。※投稿コミニュティサイト「メクる」掲載作品を電子書籍化。
引用元:
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」コミックシーモア
登場人物
黒江奈ノ花
総合商社「ノズワルド」のファッションアパレル部の営業6年目。
長い黒髪に、吊り目がちでキリッとした顔立ちの女性。
入社2年目からイジメを受けていて、『落武者黒江』というあだ名をつけられています。
非常階段の踊り場でよく顔を合わせるようになった営業部長・和久に好意を寄せています。
負けず嫌いな性格です。
和久蓮司
総合商社「ノズワルド」のブランドマーケティング部の営業部長。
無機質なメタルフレームのメガネに、端正な顔立ちの男性。
33歳という異例の早さで営業部長に昇進。
相手の年齢や性別を問わず雷を落とし、辞めさせた社員の数は両手を超え、社員から恐れられています。あだ名は『王様』です。
「ほんとはこんなに優しい人だということを、私しか知らない」』(by黒江)
おすすめポイント
総合商社「ノズワルド」に勤める入社6年目の黒江奈ノ花は、長い間、職場で嫌がらせを受け続けていました。
ある夜、黒江は密かに想いを寄せる営業部長・和久蓮司のジャケットに顔を埋めているところを、偶然にも本人に見られてしまいます。
その場から逃げ出した黒江は、あまりの恥ずかしさに泣きながら眠りにつきます。目が覚めると、自分の上にいる裸の和久に迫られて……。
その日以来、黒江は現実と夢の世界を行ったり来たりするようになります。
夢の世界では、現実の会社と同じ名前の「ノズワルド」という国があり、そこには現実と同じ顔ぶれの人物たちが暮らしていました。
黒江はその国の次期王であるグレンの婚約者・クロエで、グレンは和久でした。
クールで紳士な和久とは異なり、グレンは俺様&肉食系で、クロエを溺愛します。
やがて黒江は、夢と現実の世界がリンクしていることに気づき、夢で動けば不条理な現実を変えられるかも知れないと期待します。
黒江は現実の世界ではイジメに耐え続けてきましたが、夢の世界では現実を変えるべく奮闘します。
クロエは現実を変えられるのか?
現実と夢の世界がリンクしていたことについては、物語の終盤に真相が明らかになります。
和久視点の後日談『男の夢路』の内容は、本編の補足と、その後の和久と黒江のお話です。
クールな印象だった和久の意外な一面も見られます。
コミカライズ作品
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。 【短編】1」コミックシーモア
「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。【電子限定特典付き】 (上) コミックシーモア」
最後に
今回は、「異世界で愛され姫になったら現実が変わりはじめました。」を紹介しました。
長い間、社内イジメに耐え続けてきた黒江と、若くして部長に昇進して疲労を感じていた和久。
現実の生活に疲れ果てていた2人が、夢の世界へと足を踏み入れたことから始まるラブストーリーでした。
ぜひ読んでみて下さい。