
「ローゼの結婚」を紹介したいと思います。
第2回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞受賞作です。
自らの血から魔石を生み出せる稀少な体質を持つ伯爵令嬢のローゼは、強欲な義母たちに虐げられていました。ある日、余命わずかとなったローゼは、没落貴族のレオとの婚姻を余儀なくされますが……。
秘密を抱える孤独な2人が紡ぐラブストーリーです。
「ローゼの結婚」の詳細情報
著者 浅見
イラスト 芦原モカ
ジャンル TL 小説
出版社 ジュリアンパブリッシング
発売日 2022年12月27日
浅見さんの著書
「悪役令嬢、熱血騎士に嫁ぐ。」
「糸を噛む~死を待つ王女に捧げる仕立て屋の深愛~」
「エリート宰相の赤ちゃんを授かったのでパパには内緒で逃亡します! 文官令嬢の身ごもり事情」
などがあります。
あらすじ
血液から希少な魔石を生み出せる特殊体質をもつ伯爵令嬢ローゼ。それに目をつけた悪辣な義母たちに非道の限りを尽くされ、気づけば余命わずかとなっていた。そんな彼女が嫁がされた相手は、天涯孤独で借金まみれの没落貴族レオ。「ぼくは君がここに来てくれて嬉しいよ」絶望に打ちのめされたローゼの心を、彼のまっすぐな優しさと献身が解きほぐしていく。そんななか、無情にも義母の魔の手が忍び寄る。だが、レオには隠された秘密があって――!?
引用元:
登場人物
ローゼ
マデリック伯爵家の令嬢。18歳。
艶のない白髪に、皺だらけの顔、骨と皮だけのやせ細った体をした老女のような容姿。
自らの血から魔石を生み出せる稀少な体質を持ちます。
レオ・ロスティールド
ロスティールド男爵。27歳。
鮮やかな金髪に、澄んだ青色の瞳の華やかで整った容姿。
ロスティールド家は代々人が良すぎて財産を失い、没落していました。
幼い頃に両親を亡くし、結婚して家族を持つことが夢。
おすすめポイント
自らの血から魔石を生み出せる体質を持つ伯爵令嬢のローゼは、強欲な義母たちによって地下牢に閉じ込められ、血を奪われ続けていました。日に日に衰え、完全に若さを失い、余命わずかとなったある日、没落貴族のレオの元に嫁がされることになります。これは、義母たちがさらに利益を得るために仕組んだものでした。
嫁ぎ先のロスティールド家は、代々人が良すぎて財産を失っていて、困窮していましたが、現当主のレオは美しく善良な男性でした。老婆のような外見のローゼを温かく迎え入れます。やがて2人は、同じ屋根の下で暮らすうちに惹かれ合っていきます。ところが、穏やかな生活を送っていたローゼに再び義母たちの魔の手が……。
レオは愛するローゼを守るために、大きな決断を下し、普段は優しく穏やかなレオからは想像できない一面を見せます。
物語序盤では、ローゼの置かれた境遇があまりにも過酷です。目を背けたくなるかも知れませんが、最後まで読み進めて、不幸な境遇にいたローゼの幸せな姿を見届けて欲しいです。
最後に
今回は、「ローゼの結婚」を紹介しました。
ローゼを虐げる義母は、もはや人とは呼べないほど冷酷な人物です。ヒロインを苦しめる悪役の中でも、間違いなく最上位クラスだと思います。
一方、ヒーローであるレオは、美しく善良な人物です。完璧過ぎて現実味に欠ける気もしますが、ローゼがあまりにも悲惨な境遇なので、レオのようなヒーローに出会えて良かったと思いました。
天涯孤独の2人のラブストーリー「ローゼの結婚」を読んでみてください。