愛を選んだ結婚の果て「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」

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今回は、「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」をご紹介します。


完璧な婚約者との婚約を解消し、下級貴族出身の恋人と結婚した王太子。「愛があればすべて乗り越えられる」と信じての決断でしたが、現実は甘くなくありませんでした。

政略より愛を選んだ王太子夫妻のその後が描かれた作品です。

 

※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。

 

 

 

 

 

作品情報

 

 

著者   つくも茄子 

イラスト 黒檀帛

ジャンル ライトノベル/一般

出版社  アルファポリス

発売日  2024年5月27日

 

著者のプロフィール

2022年、アルファポリス第15回ファンタジー小説大賞にて「元婚約者であって家族ではありません。もう赤の他人なんですよ?」が奨励賞を受賞。2024年、「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」にて出版デビューに至る。

引用元∶アルファポリスに掲載されている著書プロフィール。

 

あらすじ

完璧な女性と称えられる侯爵令嬢との婚約を解消し、恋した下級貴族の娘と結婚した王太子。侯爵令嬢に「どうぞ愛する方と末永く幸せに」と言われた彼は、愛の力で全てを乗り越え、幸せな未来を手に入れられると信じていた。ところが、そうまでして得た妻は教養、品など、王太子妃として求められるものを何一つ身につけてくれず、次々に問題を起こす。そのせいで、王太子夫婦は次第に周囲から冷ややかな目で見られるようになっていった。一方、別れた侯爵令嬢はすぐに有力な公爵と結婚。公爵夫人として夫を支え、ますます輝いていく。王太子妃よりも彼女こそが王族らしいと、臣下にも国民にも言われ続け――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。

 

引用元:

「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」ブックライブ

 

登場人物

マクシミリアン・ティレーヌ

ティレーヌ王国の王太子。

 

完璧な婚約者セーラとの婚約を解消し、セーラとの結婚を選択しました。

 

サリー・ビット

ビット男爵令嬢。

 

マクシミリアンと恋に落ち、身分の差を超えて結ばれました。娘のリリアナを溺愛しています。

 

セーラ・オルヴィス

オルヴィス侯爵令嬢。

 

国内一の土地を持ち、国内一の金持ちでもあるコードウェル公爵と結婚しました。「賢母良妻」として国内外で評判が高い人物です。

 

読みどころ

国のために選ばれた最良の女性、侯爵令嬢セーラとの婚約を解消し、恋人であった男爵令嬢サリーと結婚した王太子マクシミリアン。愛があれば困難を乗り越え幸せになれると信じていましたが、愛だけではどうにもならないことがあるということを実感することになります。

結婚してすぐに、基本的なマナーも身につけていないサリーが、次々と失態を重ねていき、マクシミリアンの評価も下がっていきます。彼は次第に疲弊していき、10年後には「セーラと結婚していたら」と過去の選択を悔やむようになってしまいます。

一方でセーラは、名門貴族であるコードウェル公爵と結婚しました。王太子妃にならなかったものの、この10年の間に領地内で次々と成果を上げ、他国でも名を馳せるようになっていきます。

物語は、政略結婚より愛を選んだ王太子夫妻のその後が描かれています。大部分はマクシミリアン視点ですが、様々な立場の人物の視点も挟まれています。恋に溺れたマクシミリアンが自業自得な苦境に追い込まれていく様子は痛快でもあり哀れでもあります。しかし、物語が終盤に近づくと、単なる身から出た錆びの物語ではなく、実はある人物の復讐劇だったことに気づかされます。

 

コミカライズ作品

8月28日 配信開始

「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」ブックライブ

 

最後に

今回は、「政略より愛を選んだ結婚。 ~後悔は十年後にやってきた。~」をご紹介しました。

 

政略結婚ではなく恋愛結婚を選んだ王太子は、最終的に自らの選択による代償を支払うことになります。彼は決して悪人ではありませんが、王太子という重い立場にある人物としては、あまりに軽率で責任感に欠けていました。

物語には恋愛要素はほとんどなく、やや重い内容に感じられるかもしれません。

復讐劇が好きな方に特におすすめです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。