
「強がりなバタフライ」を紹介したいと思います。
大手不動産会社に勤める莉穂は、姉の恋人・遼太郎に思いを寄せていましたが、その気持ちを断ち切るため、大学進学を機に実家を離れました。しかし、遼太郎と偶然再会したことで、心の奥に押し込めていた感情が揺り動かされて…….。
封印していた初恋の相手と再会したこと始まるラブストーリーです。
※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。
「強がりなバタフライ」の詳細情報
著者 白石さよ
ジャンル 小説
出版社 SANKO-SHA
発売日 2017年11月10日
著者のプロフィール
白石さよ
兵庫県出身。2014年、「不器用な唇」(三交社)で書籍デビュー。2015年、「優しい嘘」(三交社)でエブリスタ小説大賞2015‐16年間グランプリを受賞。
あらすじ
どう足掻いても逃げきれないのなら、もう捕まってしまいたい――
関西の不動産会社で働く25歳の及川莉穂は、大手ゼネコンとの提携のプロジェクトメンバーに抜擢され、緊張しながら顔合わせに臨む。だが、そこで莉穂は幼馴染で姉の恋人の今井遼太郎と再会してしまう。
初恋の人である彼を忘れるために故郷を離れた莉穂は動揺するが、遼太郎の昔と変わぬ態度と優しさに気持ちが揺さぶられる。
そんな中、遼太郎の同僚の市川から、彼が姉以外の女性と関係を持っていると知らされて!?
素直になれない想いが絡み合う、甘く切ないオフィスラブ。
登場人物
及川莉穂
不動産大手の秦野地所勤務。25歳。
高校の卒業後、埼玉の実家を離れ、京都にある大学へ進学。現在は社会人4年目で、秦野地所の関西支社に勤務。
大学時代に交際相手がいたものの、初恋をこじらせ恋愛経験は少なめ。
子供の頃は内気な性格で、美人で優秀な姉に比べられました。
今井遼太郎
倉上ホールディングス勤務。28歳。
及川家とは家族ぐるみの付き合いをしていた時期があり、莉穂の姉と付き合いはじめました。
不愛想なタイプ。
おすすめポイント
業界トップの倉上ホールディングスとの合同プロジェクトのメンバーに抜擢された莉穂は、かつて密かに思いを寄せていた幼馴染の遼太郎と再会します。遼太郎は、莉穂の初恋相手で、姉の恋人でした。
姉と同じ男性を好きになってしまったことで、姉のダークな一面や、抑えきれない嫉妬心に直面した莉穂は、このままでは姉を憎むようになってしまうと、大学進学を機に、2人から距離を取ること決意し、地元の埼玉を離れ、京都の大学に進学する道を選んだのでした。
7年後、偶然にも職場で遼太郎と再会し、心の奥に押し込めていた思いが再燃します。莉穂は遼太郎と距離を縮めていきますが、姉の存在が常に2人の間に影を落とします。
しかし、実は遼太郎と姉との間に莉穂の知らなかった秘密が隠されていて、物語の終盤に明らかになります。それまでは切ない展開が続きます。
本編は莉穂視点で描かれていますが、紙書籍だけの特典・遼太郎編があり、より深く物語を楽しむことができます。なお、この紙書籍は現在絶版となっていますが、エブリスタで期間限定で公開されいてます。(2025年7月31日時点)
コミカライズ作品
最後に
「強がりなバタフライ」を紹介しました。
姉の恋人に恋してしまったヒロインの切ないラブストーリーでした。姉妹で同じ相手を好きになる設定に抵抗がある方もいるかもしれませんが、物語は後味の悪さを残さない結末になっているので、ぜひ読んでみてください。