「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」〜10年愛

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「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」を紹介したいと思います。

 

マレット公爵家の一人娘・プリシラは、王妃に選ばれましたが、王妃とは名ばかりで重大な役割を期待されていました。

 

若き国王を支え続けたプリシラと宰相ジョシュア、不器用な2人のラブストーリーです。


※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。

 

「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」は、こんな方におすすめします。


  • 両片思いものが好きな方
  • 純愛が好きな方
  • 芯が強く聡明なヒロインが好きな方
  • 一途なヒーローが好きな方

 

 

 

 

「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」の詳細情報

 

 

 

 

著者   ナツ

イラスト 天路ゆうつづ

ジャンル ライトノベル /TL 小説

出版社  プランタン出版

発売日  2019年11月15日

 

ナツさんの著書

「リセアネ姫と亡国の侍女」

「傍観者の恋」

「ナタリア姫と忠実な騎士」

 

などがあります。

 

あらすじ

「どうしようもなく、好きなんだ」国王のもとを離れたプリシラを待っていたのは、出会って以来密かに想い続けた初恋の侯爵ジョシュアからの求婚だった!?彼も私を愛してくれていたなんて……!「私でいっぱいにしてあげる」すべてを奪うような激しいキス。感じやすい胸や熟れた内奥を愛撫されれば、心も身体も甘く蕩けてゆく。長い長い片恋からの、最高のハッピーエンド!

引用元:

「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」コミックシーモア

 

登場人物

プリシラ・マレット

マレット公爵家の一人娘。15歳。

 

父のマレット公爵は高潔な忠臣として知られている外務大臣。

 

くすんだ金色の髪にブルーグレーの瞳の、地味な顔立ちをした平凡な少女。

 

ジョシュア・ラドクリフ

ラドクリフ侯爵家の嫡男。マクファーレ子爵。21歳。

 

切れ長の美しい瞳の美青年で、未婚令嬢の憧れの的。

 

凄惨な事件によって、不眠に悩まされていました。

 

(8年後に、宰相だった父親が引退し、宰相に就任)

 

 

 

おすすめポイント

ローレンス王国では、国王夫妻が亡くなり、まだ16歳の若きルーク王子が王位を継承することになりました。

 

しかし、ルークは両親の悲劇的な死によって心を患い、女性に対して強い拒否反応を示していたのです。

 

そんな中、王妃として選ばれたのは、公爵家の一人娘で、15歳のプリシラでした。

 

この結婚は、王妃とは名ばかりで重大な役割を期待されていました。

 

プリシラは自身が誤解されることを恐れずに、献身的な努力で、ルークとの信頼関係を築いていきます。

 

ルークとの間には深い絆があり、女性として誰にも愛されずに人生が終えることになったとしても、これはこれで自分にとって幸せだと思っていました。

 

しかし、プリシラには密かに思いを寄せる人がいました。

 

それは王の側近であるジョシュアです。

 

それは、プリシラが王妃となる前に、ジョシュアと他愛もない会話で楽しいひと時を共有していたことがあり、それがプリシラの支えとなっていました。

 

一方でジョシュアも、プリシラを遠くから見守り続けていました。

 

この物語は、心の傷を抱える国王と献身的に支える王妃のラブストーリーではなく、国王を支えてきた王妃と宰相のラブストーリーです。

 

王妃としての立場を持つプリシラと、宰相のジョシュアは、どのように恋愛を成就させていくのでしょうか?

 

ちなみに、この物語に不倫の要素はありません。

 

1巻で完結しているので、単独の作品として楽しめますが、スピンオフの「もっとあなたを愛したい 賢王陛下と伯爵令嬢」を続編として読むこともおすすめします。

 

こちらは、ルークがヒーローのお話で、ルークの両親である前国王夫妻の死の真相や、プリシラとジョシュアのその後も描かれています。

 

スピンオフ作品

 

 

 

トラウマを克服した国王ルークと新しい王妃のラブストーリーです。

 

意外と TL 要素が多めです。

 

最後に

今回は、「ずっとあなたを愛してた 王妃と侯爵」を紹介しました。

 

ヒロインのプリシラは、自己犠牲を厭わず国王を支え続け、女性としての幸せを諦めていましたが、初恋の相手であるジョシュアと最終的に結ばれました。

 

プリシラとジョシュアが長く両片思いとなっていたのは、2人が国王に忠実だったからこそです。

 

国王を献身的に支えた2人のラブストーリーを読んでみてください。