｢落ちこぼれ侯爵令嬢は婚約破棄をご所望です｣を紹介したいと思います。
ヒロインは魔力と外見がコンプレックスな侯爵令嬢ロッテ。
ヒーローは｢心なき炎の冷酷侯爵｣という二つ名を持つアルノー。
ピュアで一途な２人のラブストーリーです。
早とちりな妖精やロッテを愛する使い魔の猫など楽しいキャラクターも登場し、ファンタジー要素が多めな作品です。
｢落ちこぼれ侯爵令嬢は婚約破棄をご所望です｣は、こんな方におすすめします。
- ファンタジーが好きな方
- すれ違いラブが好きな方
- ピュアで可愛いヒロインが好きな方
- 不器用だけれど一途なヒーローが好きな方
｢落ちこぼれ侯爵令嬢は婚約破棄をご所望です｣
本の情報
著者 鬼頭香月
イラスト アオイ冬子
ジャンル ライトノベル／一般
出版社 ジュリアンパブリッシング
発売日 2018年11月29日
著者のプロフィール
鬼頭香月
第１回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞銀賞受賞。受賞作『転生したけど、王子（婚約者）は諦めようと思う』にて2016年書籍デビュー。
あらすじ
ある日突然、婚約者が決まったと告げられた侯爵令嬢のロッテ。お相手は容姿端麗ながら冷たく気むずかし屋で有名なアルノー・ベルネット侯爵。ロッテはとある事情から婚約を全力で拒否ろうとするのだが……「悪いが俺は、今も昔も君一人が好きなんだ」強い魔力を持つ王宮指定魔法使いであるアルノーからの意味深な言葉に、懐かしさを感じてしまうのはなぜ？ 彼からのアプローチに心揺れるロッテだが、国を守る魔道具が盗難する事件に巻き込まれてしまい!? 気難しくてイジワルな《冷酷侯爵》の顔と、優しく甘～く囁く顔、本当はどっち？
引用元：
｢落ちこぼれ侯爵令嬢は婚約破棄をご所望です｣コミックシーモア
登場人物
ロッテ・アイマー
アイマー侯爵家の長女。16歳。
人口の9割程度が魔法使いで、王侯貴族は全員が強力な魔法使いというファロス王国において、ほとんど魔力がないロッテは異質な存在です。
魔力がないことで陰口を叩かれたり、類を見ない強い魔力と絶世の美貌を持つ兄と比べられたり……。
魔力も外見もコンプレックスで、自分には魅力がないと信じきっていますが、家族と使い魔の猫に溺愛されて、のびのび成長しました。
兄のカイには｢太陽姫｣と呼ばれ、盲目的に愛されています。
栗色のくせ毛の髪、青く大きな瞳の笑顔が魅力的な愛らしい女の子。
アルノー・ベルネット侯爵
王宮指定魔法使い。19歳。
早くに両親を亡くし、10代で爵位を継いでいます。
ベルネット侯爵家は｢王家の盾｣という誉れの二つ名を持ち、資産は実質王家に次ぐ国内2位。
魔力が人一倍強く、四大魔法使いとして国家守護の一翼を担っていますが、社交が苦手で仕事以外は家にこもりがちです。
近寄りがたい雰囲気の偏屈なイケメン青年です。
おすすめポイント
6歳の時から10年越しで手紙を送ってくれている名前も知らない青年に恋をしているロッテ。
アルノーとの婚約を取り消すために、まずは手紙の彼を見つけようと考えますが、アルノーの甘い言葉や熱い眼差しにドキドキしてしまって……。
いつの間にか国を守る魔道具が紛失した事件に巻き込まれてしまいます。
一方、高条件な縁談を断るはずがないと考えていたアルノー。
女心が分からず失言してしまった上に、ロッテに他に好きな人がいると言われてショックを受けます。
ロッテの幸福のために身を引こうかと一度は考えますが、自分がロッテを幸せにすると決意します。
ロッテを一途に想っているアルノーですが、そもそもいつロッテを見初めたのか？
手紙の送り主やロッテの魔力が弱い理由なども明らかになっていきます。
鬼頭香月さんの著書
「悪役令嬢ですが、王太子（攻略対象）の溺愛がとまりません」
「公爵令息と記憶をなくしたシンデレラ」
「女嫌い王子は政略花嫁を過剰に愛でる」
などがあります。
