「それなりに幸せです、たぶん 美しき公爵の盲目的執愛」を紹介したいと思います。
神々しい美青年アーベルと結婚した伯爵令嬢のイルザ。
アーベルの重い愛に鬱陶しさを感じるときがあるものの、それなりに幸せに暮らしていましたが、ある日不幸な出来事が……。
「それなりに幸せです、たぶん 美しき公爵の盲目的執愛」は、こんな方におすすめします。
- 執着愛が好きな方
- 温度差カップルのラブストーリーを読みたい方
- 偏執的で、粘着質なヒーローが好きな方
- ドライなヒロインが好きな方
「それなりに幸せです、たぶん 美しき公爵の盲目的執愛」
本の情報
著者 イチニ
イラスト ウエハラ蜂
ジャンル ライトノベル/ TL 小説
出版社 ジュリアンパブリッシング
発売日 2019年12月27日
著者のプロフィール
イチニ
2019年12月「それなりに幸せです、たぶん 美しき公爵の盲目的執愛」でデビュー。
あらすじ
『君と離縁する』“転落事故”で大怪我を負った伯爵令嬢のイルザは、八歳から婚約者だった公爵家のアーベルに、昏睡から目が覚めて早々離縁を告げられる。少し淡泊なくらいで他はいたって平凡なイルザが、周囲から「つり合わない」と言われながらも、美貌と優秀さを持つアーベルと結婚したのは、彼が異常なほどイルザに執着し、身勝手なほど愛情を注いできたせいだというのに。離縁の申し出を仕方なく受け入れたイルザだったが――。「今度こそ、誰にも君を傷つけさせたりしない」これまでと違う態度に戸惑うが、冷酷な男が自分にだけ向ける熱い情欲と偏愛に、ぞくぞくと劣情が沸き上がってきて……。
引用元:
【全1-6セット】それなりに幸せです、たぶん 美しき公爵の盲目的執愛【イラスト付】 (ロイヤルキス) Amazon
登場人物
イルザ・ バーデン
バーデン伯爵家令嬢。
容姿は普通です。
幼いころからの婚約者アーベルと結婚。
アーベルの重い愛に鬱陶しくなるときがあるものの、長い付き合いで適当にあしらう術を覚えて対応。
心の中ではつっこみを入れることも……。
アーベルから交友関係を潰されてきたため、友人は1人もいません。
アーベル・シュテイツ
シュテイツ公爵家の嫡男。王の甥っ子。
銀髪に紫水晶の瞳、恐ろしく華やかな容姿の持ち主です。
男に冷たく、女には特に冷たくて、社交界では「氷の貴公子」と呼ばれています。
王太子の信頼が厚く、文武両道の優秀な青年ですが、イルザのこととなると残念な人です。
幼いころからイルザに異常なほど執着しています。
束縛が強く、偏執的で、ことあるごとに「死」をちらつかせ……。
イルザが傍にいてくれるだけでいいと思っています。
おすすめポイント(若干ネタバレあり)
愛が重いアーベルとドライなイルザ。
温度差があるカップルで、イルザがアーベルに少し冷淡です。
イルザにとってアーベルの顔は好みで、長い付き合いでも未だに見惚れることもある、ということであれば、鬱陶しいとは贅沢な悩みでは?
とは言え、舞台が現代だったら、アーベルのようなタイプは相当キツいかなと思いますが……。
アーベルの従妹も愛する人に異常なほど執着する人物で登場しますが、アーベルとは違う結末になっています。
イルザとアーベルは一時期辛い日々を送りますが、色々な経験を重ねて気づきや変化があって、それなりに治まっていきます。
イチニさんの著書
【全1-6セット】疎まれ皇女は異国の地で運命の愛を知る【イラスト付】 (ロイヤルキス) Amazon
落ちぶれた私をライバル魔術師があざ笑いに来る。【初回限定SS付】【イラスト付】【電子限定描き下ろしイラスト&著者直筆コメント入り】 (フェアリーキス) Amazon
初恋をこじらせた国王陛下の愛し方がおかしいのですが (ティアラ文庫) Amazon
などがあります。