「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司に溺愛されてます~」を紹介したいと思います。
引っ込み思案な深窓の令嬢と一途な御曹司。
想い合いながらすれ違ってしまった2人のやり直しラブストーリーです。
※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。
「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司」は、こんな方におすすめします。
- 溺愛ものが好きな方
- やり直しラブが好きな方
- 安心して読みたい方
- 自己評価の低いヒロインが成長していくお話が好きな方
- 王子様のようなヒーローが好きな方
「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司に溺愛されてます~」の詳細情報
著者 栢野すばる
ジャンル ライトノベル/恋愛・ロマンス
出版社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日 2019年2月14日
作者プロフィール
2011年より小説の執筆を開始。2015年に「氷将レオンハルトと押し付けられた王女様」で出版デビューに至る。趣味は散歩と現代アート巡り。
引用元:エタニティブックスhttps://eternity.alphapolis.co.jp/book/author/10468
あらすじ
婚約破棄をきっかけに家を出て、海運会社で働く七倉綾。ある日、突然の人事異動により常務取締役の秘書に任命される。そこで常務として紹介されたのは、かつての婚約者・黒崎湊だった!幸せだった当時と変わらぬ優しさで接してくる湊に、綾は忘れようとしていた恋心が揺れ動く。お互いの言葉の誤解を解くことで、止まった二人の時間が再び動き出し…。
引用元:
「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司に溺愛されてます~」コミックシーモア
登場人物
七倉綾
旧華族の名門のお嬢様。
ゆくゆくは名家の奥様になるべく育てられて、非の打ち所のない教養を身につけていますが、美貌の誉れ高い姉や優秀な兄と比べて自分は平凡だと思っています。
周りから地味だと陰口を叩かれることも。
14歳で婚約した黒崎湊は綾にとって本物の王子様みたいな存在です。
大学卒業後、結婚する約束になっていましたが、綾から婚約破棄を申し出ます。
引っ込み思案で大人しく、優しい性格です。
黒崎湊
日本経済の頂点に立つ黒崎グループの後継者。
後継者ということで大量の仕事や責任を負わされる中、謂れなき中傷にさらされていました。
多忙を極める中、綾との逢瀬がつかの間の安らぎでしたが、綾から婚約破棄を告げられてしまいます。
品行方正で、美しく、非の打ち所がない男性です。
おすすめポイント
理想の婚約者だった湊の心変わりを察した綾。
思いつめた末に婚約破棄を申し出ますが、湊の冷たい態度には理由がありました。
綾に事情を話しておけば破局することもなかったのでは?と思ってしまいましたが、気持ちに余裕がないと誤った判断をしてしまうこともあるかも知れません。
綾の気持ちを思いやれなくて別れを告げられてしまった湊は、なりふり構わない行動に出ます。
湊だけでなく、綾にも問題がありました。
2人は自分たちに足りなかった点に気付いて反省し、再び愛を育んでいきます。
会社での事件や兄の離婚話、姉の幸せな結婚生活の様子、親の愛情を感じられる場面も描かれていて、恋愛以外も楽しめる作品です。
印象に残った言葉
自己評価の低い綾に母親が掛けた言葉です。
「(中略)どんな人間にも貴方を軽んじる権利はありません。誰かに傷つくようなことを言われたら、まず初めに、それが正当な評価なのかを考えること……それをどうか忘れないで」
コミカライズ作品
「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司に溺愛されてます~」コミックシーモア
最後に
今回は、「婚約破棄、したはずですが?~カリスマ御曹司に溺愛されてます~」を紹介しました。
言葉が足りなくて、すれ違ってしまったカップルのやり直しラブストーリーでした。
上流階級のことはよく分かりませんが、婚約者と食事するくらいで苦情が殺到するなんて御曹司も大変ですね。
湊は綾を取り戻そうと、なりふり構わない行動を起こしましたが、強引なところがなくて、最後まで王子様らしい感じで素敵でした。
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