「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」を紹介したいと思います。
敵対する家門に嫁いだヒロインが、 意外にもヒーローから深く愛されるお話です。
タイトル通りの内容ですが、恋愛だけでなく、嫁姑問題、後継者問題などの家族の問題事も描かれています。
※若干ネタバレしていますので、気になる方はご注意下さい。
「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」は、こんな方におすすめします。
- 政略結婚ものを楽しみたい方
- 美男美女カップルのロマンスが好きな方
- 理想的な夫のキャラクターが好きな方
- 頑張り屋のヒロインに心惹かれる方
- 仲良し姉弟の関係が好きな方
「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」の詳細情報
著者 逢矢沙希
イラスト 駒城ミチヲ
ジャンル ライトノベル/TL小説
出版社 KADOKAWA
発売日 2020年1月31日
あらすじ
「両侯爵家の長きにわたる不毛な関係を終わりとさせるために、二人の結婚を余は強く希望する」
代々対立している二大侯爵家「エドワーズ家」と「フォレスター家」の一人娘ディアーヌと息子イグニスが、王に結婚を命じられることから物語は幕を開ける。
侯爵家の娘として、美しくも気高く育てられたディアーヌは、突然の王命に戸惑いながらも、弟・シリルのため渋々、対立している家との婚姻を受け入れる。
義務を果たすためと自分を押し殺していたが、イグニスと夫婦として生活を送る中で、実は冷酷に見えていた彼が誰よりも自分を想ってくれていることに気づく。
ディアーヌがイグニスと情熱的な夜を過ごし徐々に夫婦となっていく一方、
その裏で、ディアーヌの従兄のダミアンは歪んだ愛情のために、ディアーヌの弟・シリルを取り巻く「エドワーズ侯爵家」のある秘密を利用して
ディアーヌを手中に絡め取ろうとする――。政略結婚から始まるすれ違いジレジレラブロマンス!
引用元:
「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」 コミックシーモア
逢矢沙希さんの著書
「氷の公爵は黒百合の毒婦を愛して離さない」
「幼馴染みを理想の夫に躾けようとしたら逆襲されました」
「臆病な騎士に捧げる思い出の花」
などがあります。
登場人物
ディアーヌ・エドワーズ
エドワーズ侯爵家の長女。19歳。
「エドワーズの気高き赤薔薇」と称される美しい女性。
負けず嫌いで意地っ張りな性格。
両親とはあまり良好な関係を築けていませんが、弟のシリルは唯一の家族と言ってもいい程大切な存在です。
イグニス・フォレスター
フォレスター侯爵家の嫡男。 22歳。
銀髪に深い蒼の瞳の怜利な美貌の男性。
父は大将軍で、近衛騎士団の副隊長を務めています。
王の信頼が厚く、有力な次期隊長候補です。
「無愛想で不器用ですが、よい奴です」(by騎士隊長)
おすすめポイント
エドワーズの赤薔薇と称されるディアーヌは、エドワーズ侯爵家の宿敵であるフォレスター侯爵家の嫡男イグニスとの結婚を王に命じられます。
実は、ディアーヌの初恋の相手はイグニスでしたが、社交界デビューの年に嫌われていると感じてからは、イグニスに苦手意識を持っていました。
また、結婚は弟のシリルが一人前に成長するまで先送りしたいと思っていたので、ディアーヌは困惑します。
しかし、意外なことに、イグニスはこの結婚話に乗り気でした。
両家は渋々ながらも結婚を受け入れ、異例の早さで結婚式が行われます。
案じていた夫婦生活は順調にスタートしますが、すぐに嫁姑問題に直面します。
ディアーヌは姑の冷たい眼差しや辛辣な言葉に傷つきますが、懸命に歩み寄ろうと努力します。
一方で、ディアーヌの弟シリルは身体が弱く、後継者として相応しくないとされ、両親から冷遇されていました。
ディアーヌの結婚後、実家ではシリルが孤立を深め、そして、従兄弟のダミアンの存在が影を落としていました。
シリルを案じるディアーヌは、実家の後継者問題に直面します。
そんなディアーヌを常に支えるのがイグニスです。
イグニスは嫁姑問題でもディアーヌを全面的に支持し、味方であり続けます。
政略結婚から始まった2人の関係でしたが、イグニスから意外な真相が明かされます。
そして、ディアーヌは旦那様から愛されていくのでした。
印象に残った言葉
「どうか、判ってください。……彼女を、愛しているのです」
ディアーヌを受け入れようとしない母親に、イグニスが言った言葉。
最後に
今回は、「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」を紹介しました。
結婚後のイグニスは頼もしくて理想的な夫として、ディアーヌを支えます、
結婚式の翌朝から、嫁姑問題が始まりましたが、イグニスは一貫してディアーヌを守り続けます。
ディアーヌも姑に歩み寄ろうと努力しましたが、イグニスのディアーヌへの深い愛情が嫁姑問題を解決させたのではないかと思いました。
この政略結婚から始まる美男美女カップルのラブストーリーを読んでみて下さい。
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