「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」を紹介したいと思います。
敵対する家に嫁ぐことになったヒロインが、 ヒーローに溺愛されるお話です。
タイトル通りの内容ですが、嫁姑問題など家族の問題も書かれています。
「政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい」
著者 逢矢沙希
イラスト 駒城ミチヲ
ジャンル ライトノベル/TL小説
出版社 KADOKAWA
発売日 2020年1月31日
登場人物
ディアーヌ・エドワーズ
エドワーズ侯爵家の長女。
エドワーズの気高き赤薔薇と呼ばれている。
負けず嫌いで意地っ張りな性格。19歳。
イグニス・フォレスター
フォレスター侯爵家の嫡男。
近衛騎士団の副隊長。 王の信頼が厚く、次期隊長候補。
怜利な美貌。22歳。
シリル・エドワーズ
エドワーズ侯爵家の嫡男。
ディアーヌの弟。
美しい容姿の持ち主。小柄でひ弱。頭が良く、博識。14歳。
ダミアン・ブリュッヒルト
ブリュッヒルト伯爵家の嫡男。
ディアーヌの従兄弟で、実の兄のような存在。
優雅な美貌。プライドが高い。
あらすじ
代々対立している二大侯爵家の一人娘・ディアーヌと嫡男・イグニスは、ある日突然、王に結婚を命じられる。イグニスは、実はディアーヌの初恋相手であったが、複雑な事情も絡み、嫌われていると感じていた。だが、侯爵家の娘としてディアーヌは突然の王命に戸惑いながらも、弟・シリルのためイグニスとの婚姻を受け入れる。自分を押し殺して初夜を迎えたディアーヌだったが、イグニスと夫婦としての生活を送る中で、自分を嫌っているはずの彼が、実は誰よりも自分を想ってくれていることに気づく。ディアーヌとイグニスが心身ともに夫婦となっていく一方で、ディアーヌの従兄・ダミアンが、自らの歪んだ愛情のためある秘密を利用して、ディアーヌをその手に搦め捕ろうとする―。
引用元:
政略結婚のはずだけど、実は愛されているらしい (eロマンスロイヤル) Amazon
こんな方におすすめ
- 政略結婚ものが好きな方
- 美男美女カップルが好きな方
- 一途なヒーローが好きな方
- 姉を慕う健気な弟が好きな方
おすすめポイント
政略結婚
エドワーズ侯爵家とフォレスター侯爵家。
建国時から続く両家の確執を解消するため、イグニスと結婚することになったディアーヌ。
イグニスは誠実な男性で、夫婦として順調にスタートしますが、結婚した翌日から嫁姑問題にぶつかります。
エドワーズ侯爵家の娘ということで、事ある毎にチクチク攻撃してくる姑。
冷たい眼差し、辛辣な言葉に傷つきます。
結構キツイ……。
イグニスはもちろんディアーヌの味方です。
王に命じられた政略結婚でしたが、思いがけない真相がイグニスから語られます。
エドワーズ侯爵家の問題事
両親から愛された記憶が殆どないディアーヌは、弟のシリルを溺愛しています。
身体が弱いシリルは後継者として相応しくないと考えられていて、両親に冷遇されていました。
ディアーヌは実家で孤立を深めるシリルを心配します。
後継者問題、従兄弟ダミアンの暴走、親子の希薄な関係……。
実家の様々な問題に直面しますが、ディアーヌには頼もしい夫がいます。
印象に残った言葉
「どうか、判ってください。……彼女を、愛しているのです」
ディアーヌを受け入れようとしない母親にイグニスが言った言葉。
逢矢沙希さんの著書
氷の公爵は黒百合の毒婦を愛して離さない (夢中文庫プランセ) Amazon
幼馴染みを理想の夫に躾けようとしたら逆襲されました (夢中文庫プランセ) Amazon
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などがあります。